でんぷう

私達は普段100兆個以上の細菌と暮らしているといわれています。
鼻腔内や顔面などの皮膚、腸内に多く存在し、例えば腸内の細菌はビタミン類やたんぱく質の合成や消化を助けたり、腸の調子を整えたりします。
普段お互いのバランスが良いとその存在を感じる事は少ないのですが、今回私の体表に姿を現したのでそれについてお話します。

6月頃より胸の真ん中にブドウ大程の大きさの発赤ができ、かゆみ・痛みはなく放っておいたのですが、徐々に確実に大きくなっていったので皮膚科を受診しました。
診断は「癜風(でんぷう)」。成人の誰にでもいる真菌のひとつで(大きな声では言いたくないのですが)カビの一種です(カビはえちゃいました…)。でも塗薬ですぐに痕も残らず消えるとのことで安心しました。実際10日程で色は薄くなり、そしてキレイになくなりました。

先生には「若い人によくできるんですよ~」などと言われ喜んでしまいましたが、家で調べてみると「若い青年男性」に多い症例で、それはよく汗をかき皮膚が脂っぽい状態にあるからだそうで…凹みました。
普段は体内にいる日和見菌(良さも悪さもしない菌)だそうなので、この様にでてきているということは(もちろん脂っぽいのでしょうが、それだけでなく)栄養の偏りや睡眠不足などが原因ではないかとのことでした。

前述通り普段は仲良く均衡を保っている細菌と我々ですが、抵抗力が低下した時や本来住み着く場所以外に細菌が住み着ける条件が整った時このように出てきます。
今回は発赤だけでしたが、もっと大きな病気になる事もあるのではないかと改めて思いました。

何事にもバランスの良い食事と適度な運動、そして快適な睡眠。
何かある度に思い返すこの基本を、なるべく整えられる生活を送りたいと思います。

あきこ