タバコと整形外科

朝、駅に向かう途中、歩きタバコをし、いつも同じ場所に捨てるマナーの悪い人がいます。歩きタバコは千代田区、柏市などの地方自治体が条例として定めていますが、歩きタバコそのものを規制する法律がないのが現状だそうです。

タバコの健康に及ぼす影響を簡単に紹介すると、肺がんのリスクが高まり、循環器、子供の呼吸器、そして女性では妊娠能力の低下をも招きます。 主流煙と副流煙がありますが、副流煙の方が有害物質を多く含んでいます。

このようなタバコの影響は多くの人が知っていると思いますが、ではタバコと整形外科についてどのような関連があるか調べてみました。

まず簡単に想像できるのが「ケガをしやすい」ということです。これは関節・筋肉の柔軟性が劣るためで、治ゆも遅れることとなり、最終的に運動能力の低下につながります。

そして「骨折部のゆ合が遅れる」。これも血流低下によるもので、調査によっては約2倍かかるという報告もあるようです。

さらに「骨粗鬆症になりやすい」ということです。これは、タバコが骨粗鬆症を予防する女性ホルモンの分泌を抑制し、腸管からのカルシウム吸収を抑制するためだそうです。

最後に「タバコは腰痛の危険因子である」という事です。これは喫煙により、椎間板の弾力が低下するためで、ヘルニアの可能性も増加するそうです。

これらのことをふまえ、これからは喫煙の悪影響も患者さんに説いていきたいと思います。

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