伝え方

「伝え方の心得とは」という新聞のコラムを読みました。
題材として紹介されていたのは通販番組でお馴染みのジャパネットたかたの高田社長です。 高田社長というと社長自らテレビに出て、甲高い声と大きなリアクションで商品を紹介するのが印象的ですが、その紹介方法も工夫がされていておもしろいと思いました。

例として挙げられていた商品は「ICレコーダー」です。
ICレコーダーというとビジネスマンが会議で使ったり仕事の現場で使用するもので、あまり一般家庭では使わないイメージがあります。 その商品が高田社長の「伝え方」により40代以降の主婦を中心に爆発的な売り上げをしたそうです。

高田社長は商品の機能性や使い方の説明はほどほどにして、ICレコーダーの新たな使い方を提案しました。 留守宅でお母さんと子供の伝言メモ代わりに。病院で先生のお話を忘れないよう録音する。物忘れの多い人は持ち歩いてメモ代わりに。 と、伝え方の工夫をして、その商品を手にしたときに生活がどのように豊かになるかをイメージできるようにしているそうです。

伝え方によってその商品の価値が大きく変わることもあります。
私たちも治療や筋力トレーニングの必要性などを患者さんに説明していますが、継続してもらうのはなかなか難しいと感じています。 患者さんによってもやる気となる動機づけは異なるので、治療を続けてもらうことの大事さを伝える工夫がまだまだ足りないと思います。

コラムの話とは変わりますが、通販番組でよく「数量限定」や「期間限定」という言葉が使われますが、この「限定」という言葉も魅力を与えます。
私たちのリハビリ治療も所沢整形外科でしか受けられない「限定」の治療だと思いますので、そのことも伝えながら患者さんがまた来たくなるような治療を心掛けたいと思います。

のりお