やばいがやばい!

先日、中華街で初めて蛙の唐揚げを食べました。 ゲテモノかと思っていましたが、淡白で美味しかったです。

このゲテモノという言葉は漢字で「下手物」と書きます。この言葉には対義語があり、「上手物(じょうてもの)」と言います。

江戸時代では、お客様がいらした時に使う茶碗や上等な料理などを上手物と呼んで、普段使いの茶碗やご飯、みそ汁などを下手物と呼んだそうです。 大正時代になると西洋の文化が入ってきて、普段使いの物がどんどん格下げをされていって、現在では普通の人が口にしないものをゲテモノと言うようになりました。 これは時代の変化と共に言葉の意味が変化していった一例です。

最近の若い人達が使う言葉で気になるのが「やばい」という言葉です。 本来は危険や不都合を察したときに使いますが、最近では「すごい」と同義語で使われています。
最近の広辞苑で調べてみるとすでに若者言葉として、心が大きく揺さぶられている様子について言う、と記されていました。

若者達の間では「今日の服装、やばいねー」というような会話がされているようですが、言葉の持つ意味が広すぎても日本語しては大変使いづらくなってしまいます。 「ゲテモノ」と同じようにに「やばい」という言葉の意味を時代の流れと共に変化させない為には、私達昭和生まれ世代がしっかりと正しい使い方をしていくしかないと思いました。

みのる