締めのラーメン

忘年会のシーズンになりました。お酒を飲むとどうしてラーメンが食べたくなるのでしょうか(私だけ?)。 実は、ラーメンが食べたくなるのは体からのSOSで理由があるのだと以前生理学の授業で聞いたことがありました。

肝臓はお酒が入ると糖質よりも先にアルコールを「毒」と認識して分解しようとします。 その為血糖値が上がらず満腹感が得られにくいことや、分解する時に血中グルコースを消費し血糖値が下がることから体が糖質(=炭水化物/麺)を欲します。

次にビールにはカリウムが沢山含まれており、ビールを飲んでカリウムが体内に増えるとナトカリバランスを保とうとナトリウムを増やそうとします。 利尿作用によりナトリウムが排出されることも重なり、ナトリウム(=塩分)を欲します。

また、アルコールを分解するADHにはイノシン酸という補酵素が必要となるのですが、 これは肉類に含まれる旨味成分で、豚骨や鶏ガラで出汁を取るスープには沢山含まれています。 このことからイノシン酸(=美味しいスープ)を欲する・・・のかも。

最後に飲酒は脳の働きを麻痺させ、気持ちが大きくなる為「今日くらいいいか!」と思わせてしまうことも。
このことから飲酒後に「ラーメンを食べたい!」と考えるのは生理学的にも理にかなっている体からのSOSなのかなと思います。

とはいえ、カロリー過多や翌日の顔のむくみが気になるのも正直なところです。 飲酒後は、体のSOSはアルコール分解を促進するオルニチンを含むしじみの味噌汁などで対処し、 ラーメンは別の機会に改めて食べるようにしたいところです。

今年も残すところあと1ヶ月。楽しくお酒と付き合いながら健康に過ごしたいと思います。

あきこ