ウグイス

今夏、病院の窓からウグイスの鳴き声がよく聞こえました。”春”のイメージのあるウグイスについて少し調べてみました。
ウグイスはスズメ目ウグイス科ウグイス属の一種です。 体長は14~16cm、茶褐色をしています。 オオルリ、コマドリと合わせて日本三鳴鳥のひとつで、最もポチュラーな鳥のひとつではないでしょうか。
日本では北海道から沖縄まで、そして平地から2,500mの高山地帯まで広範囲に生息していて環境適応能力が高く、単独またはつがいで暮らしている留鳥です。 群れることはないそうです。
そして最初にも述べた通り、春の鳥のイメージなのは春の暖かさを感じる頃に鳴き声が聞こえ始めるからかもしれません。 実際は2~8月、遅いと10月頃まで鳴くそうです。 気象庁のHPでは”ウグイスの初鳴日”を見ることができ、今年の熊谷は3/6だったそうです。
近年では”準絶滅危惧種”に指定されています。

ところでこの「ホーホケキョ」ですが、このさえずりはオスのみが行っています。 他の鳥に対する縄張り宣言であり、エサを運んでくれるメスに対する「縄張り内に危険なし!」の合図でもあるそうです。
対して(この病院にいても時々聞こえる)「ケキョケキョケキョ・・・」という鳴き声ですが、これは侵入者や外敵への威嚇であり、この合図でメスは自身の安全と外敵に巣を知られないように身を潜めるそうです。

ちなみに”ウグイスの粉”というモノをご存知でしょうか。 江戸時代の女性が顔に塗りたくっていた(らしい)そうですが、これはウグイスのフンなんだそうです
ウグイスのフンには豊富なリソチームなどの加水分解酵素が含まれ、顔面に塗ることで角質面が柔らかくなり、小じわ予防やニキビ対策として今でも洗顔に使用されているそうです。 ただし、厳密には現在ウグイスは捕獲禁止の為、成分が近いソウシチョウのフンが使われているようです。 興味のある方は使ってみてはいかがでしょうか。

この様にウグイスは昔から我々の生活に馴染みのある生き物です。 梅雨が明け暑い日が続きますが、仕事の合間に涼しげな「ホーホケキョ」をもう少し聞かせてくれたらいいなと思います。

あきこ