Q.痛みがあるのに動かすのですか

A.痛みは一般的に血液の循環障害によって生まれます。
血流障害により乳酸が発生し、筋肉は腫れ筋肉の体積が増加します。
体積の増加により筋肉周囲の血管は圧迫され、血流障害を起こし、痛みの悪循環を作り出します。
痛みの悪循環を断つ方法は、
1.温めて血液の循環を改善させる
2.筋肉の緊張を和らげる
3.痛み止めを『のむ』などがあります。
血液循環の改善には、入浴などの湿熱が皮膚刺激も少なく皮下に浸透しやすく適応範囲も広く効果的です。
心臓から送り出された血液を心臓に送り返してくれるのは筋肉による静脈の圧迫が重要な働きをします。
このため筋肉の運動がぜひとも必要になります。

Q.痛みがあるのに関節を曲げるのですか

A.関節の痛みは、筋肉の短縮が大きな要因となります。
筋肉が短くなると軟骨と軟骨がこすり合わさって関節を圧迫し、軟骨の板を磨耗します。
さらに新陳代謝を障害して関節に変形がみられるようになります。
筋肉は短くなると働きは低下し関節などに横揺れなどが生まれ、「がたつき」が出て、さらに変形を進めます。機能を回復するためには、筋肉の長さを正常な長さにまで伸ばし、筋力を強くする必要があります。
痛みを我慢した状態で徐々に徐々に関節の運動範囲を広げることが、関節変形の予防につながり、場合によれば回復も望めます。正常な運動範囲を持つことが痛みのない関節です。

図表の表示

アキレス腱の短縮は、膝上の骨を下に引き下げます。大腿の前面の筋肉は、膝下の骨を押し上げます。このため膝の軟骨の板には常に圧縮力が働き、圧迫と循環障害による変形が発生します。筋肉のストレッチングにより関節にかかる過剰な力を除き、できるだけ正常に近い関節運動域を保ち、痛みの発生を抑えます。