人としての尊厳を二足歩行により獲得した。この大切な二足歩行が少なくなったことが腰痛の最大発生原因である。

1.自分を知る
体型、日常生活動作と姿勢、運動・身体状況を評価してもらう。
2.日常生活を大切に
自分の生活習慣に合った方法で、歩く運動を長く続ける。
3.運動の働き
運動不足も運動過多も腰痛の発生原因。

予防プログラムの基本と注意

1.正しい姿勢で歩く
背筋を伸ばし、歩幅は広く、大手を振り、踵から着地し母趾裏でしっかりと地面を蹴り、歩く。
2.筋伸展(ストレッチング)体操
腰・腹部の筋の弱化は背筋・大腿四頭筋・下腿三頭筋の硬縮を招く。深いお辞儀姿勢など、背筋のストレッチングは予防に有効。
ストレッチングは反動をつけずにゆっくりと伸ばし、痛みのない姿勢で数秒間保ち、伸ばす筋肉に意識をおきながら、自然に呼吸をする。
3.腹筋の強化
胸・腹腔内臓器の機能維持
4.水中運動、水泳
水中運動は功罪の二面性が強く働くため、十分な注意の上に実施する。水の浮力により、負荷がかかりにくく、骨萎縮を起こしやすい。
以下の動作は腰痛を引き起こしやすい。
①水中歩行
:上体を屈めての歩行、大股早歩き、水深が深い
②バタフライ
:背中を大きくそらす呼吸法と下半身の上下動
5.かたよった運動をしない
100mぐらいを早足で歩くインターバル歩行を行い、心拍数を高める。いつも刺激(強いストレス)が加わるように。
6.痛みがでたら
筋肉の新陳代謝が悪い場所、弱い場所が示されているので、痛くても必ず前日の半分の運動量で運動しましょう。そしてストレッチングをしましょう。筋肉は強化され、運動による痛みはでなくなります。