Q.年齢が高いのですが、運動して筋肉がつきますか?
A.自立した健康な生活を送るためには、筋肉の減少や骨量の低下を出来るだけ少なくする必要があります。
ウォーキングなどの有酸素運動では、高齢者でも筋力の強化には不十分です。安全で効果的な効率の良い体操やトレーニングの実施により、超高齢者でも確実に筋肉も骨もその量を増やし、丈夫になります。

Q.痛いのに運動してもよいのですか?
A.痛みのあるときには、安静が一番と考えられていたこともありました。安静状態でも新陳代謝は進み、老廃物が作り出され、痛みの元になります。関節を動かす筋肉の運動により、静脈血は心臓に戻り、酸素を含んだ新しい血液となり痛みの物質を洗い流します。
この筋ポンプ作用の働きを強くするために筋力強化が大切です。安静は筋力や関節機能を低下させ、状態を悪くしていきます。
最初は関節痛で外来治療を行っていたが、痛みも軽減し、体操教室のみに4年以上通われているという方が多くいらっしゃいます。

Q.運動しているのになぜ体重は減らないのですか?
A.運動により熱量の消費が起き、また脂肪の燃焼により一時的な体重減少は起きますが、失ったエネルギー補給に食欲は増進すると共に、筋肉も太さを増してゆきます。
運動により脂肪組織の減少と筋肉の肥大化が平衡状態を保っている状態であるためであると考えられます。
脂肪量を測定できる体重計での脂肪量の減少が明らかになる場合があります。

Q.高齢者が運動始めるときの注意点は?
A.持病のある方は、まずかかりつけの医師の意見を伺ってください。メディカルチェックを受け、医師の指示に従ってください。
運動は「準備運動と整理体操」が非常に重要な目的になります。ウォーミングアップとストレッチングを重視したクールダウンを入念に行なうことがとくに大切です。
また、関節や骨に強い衝撃を伴うジャンプやストップ、ダッシュなど、全力を出すような運動は、絶対に避けるようにします。